2012年08月28日

サイトを公開、検索エンジンに巡回を申請したら次はアクセス解析を行いましょう。
サイトを閲覧してくれた方が何を目的に訪問してくれたのか、あるいは何に興味を持てなかったのかを分析することで、コンテンツの修正と最適化を行うことができます。分析と最適化を繰り返すことでユーザのニーズに応え、大手検索エンジンでの上位表示に近づきましょう。
オススメのアクセス解析ツールはGoogle Analyticsです。


◆Google Analytics

全ての機能を無料で利用でき、申し込みや設定も簡単です。
Googleのアカウントを取得して、ウェブマスターツール(前述)とGoogle Analyticsを合わせて利用するとサイトの運用をより効果的に行えます。

Google Analyticsでアクセス解析を行うことで、自分のサイトの様々なことを分析することができます。
SEOやリスティングで集客をしても、訪問者がすぐに離脱してしまってはかけた苦労が水の泡になってしまいます。
アクセス解析データから訪問者の動向を観察して、よりよい状態にサイトを改善していきましょう。

Googleのアカウントを開設したら、アクセス解析を行いたいページに集計コードを貼り付けることで、直ぐにアクセス解析が行えます。
日々の訪問数は勿論、ページビュー、平均滞在時間、直帰率(1ページのみの閲覧)等はサイトの基本的な状態把握には欠かせません。


◆分析のポイント
〇ページの滞在時間
滞在時間が長い場合には、コンテンツに興味を持ちしっかりと読んでいると考えられます。
コンテンツのボリュームにもよりますが、閲覧時間が短い場合には内容の見直しが必要になってきます。

〇直帰率
そのページから閲覧を開始後、そのままサイトを去っていた率のことです。
直帰率が高い場合には、利用者の目的とコンテンツの内容が合っていないと考えられます。

〇離脱率

そのページを最後にサイトから去っていた率です。
申し込みの完了ページなどは別ですが、通常ページで離脱率が高いページはコンテンツやメニューのナビゲーションに問題がある可能性が高いと言えます。


 

一般的に「5秒程度で離脱するユーザをいかに引き込むか」が重要であると言われています。
訪問キーワードなどからユーザの求めていたものを読み取り、それに合わせたコンテンツ作成が鍵になるでしょう。
目を引くような、あるいは見やすいデザインに、わかりやすいテキストは当たり前です。
あまりサイズの大きいデータ(画像や動画など)が多いと表示に時間がかかり、閲覧していてストレスになってしまいます。
直帰率、離脱率を少しでも下げるためには、アクセス解析による分析、最適化が必須でしょう。
そのために役立つ機能をご紹介します。




◆Google Analytics注目の機能
〇PC環境
ブラウザやOS、画面の解像度など、訪問するユーザの属性を分析することができます。ユーザの環境に合わせてサイトのデザインを設計することで、滞留時間や平均ページビューの向上につなげることができます。

〇サイト上のデータ表示
サイト上にあるリンクのクリックデータを表示することができます。どのボタン、どのリンクがクリックされているか、それらをどのような場所に配置すると効果的なのかを検証するために重要なデータになります。

〇コンバージョン
コンバージョンとは、サイト運営から得られる最終的な成果のことです。商用サイトであれば商品の購入、情報サイトやコミュニティサイトであれば会員登録などがそれぞれのサイトのコンバージョンにあたります。資料請求フォームや問い合わせなどのサンクスページをターゲットにしてコンバージョン計測を行うことで、サイトのデザインが成功しているか否かを判断することができます。サイトの何が、どういったものが効果を発揮したのかを分析することで、より多くのコンバージョンに繋げましょう。



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