2012年08月28日
ドメインを取得し、サーバを用意して、実際にサイトを作成してそれで終わりというわけではありません。
作成したサイトを閲覧してもらわなければ、どんなに良いサイトでも蔵の中で埃を被った壺と同じです。
と言っても、どうやって宣伝すればいいのか、ぱっと言われても悩むことでしょう。
新しいサイトを作りました、と電話やメールで連絡して回ったりするのは非効率的です。
ここからは、人が見に来てくれる環境を整えてやりましょう。
サイトを公開したら、まずは検索エンジンにクロール(巡回)してもらうために、それぞれの検索エンジンにURLを登録しましょう。
検索エンジンにURLの登録をしたら、次は管理ツールの出番です。
Gooogleが提供するウェブマスターツールを利用すると、sitemap.xmlやフィードなどを検索エンジンに登録することができるようになります。(利用にはそれぞれGoogleのアカウントが必要になります。)
URLの登録がトップページへの巡回促進とするならば、管理ツールからのsitemap.xmlやフィードの登録はサブページへの巡回促進と言えます。
フィードの登録以外にも、サイトのインデックス状況、リンク状態の確認や、非表示URLの設定などの機能が用意されていますので、サイトを運営する上で役立つツールです。SEO対策を実践するのであれば登録は必須とも言えます。
◆Google ウェブマスターツール
全ての機能を無料で利用でき、申し込みや設定も簡単です。
Googleのアカウントを取得して、ウェブマスターツールとGoogle Analytics(後述)を合わせて利用するとサイト管理が楽になります。
https://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja
- 【ウェブマスターツールの主な機能】
①ホームページクロール
Googleのクローラーがいつサイトに訪れたかが解ります。
インデックスステータス
インデックスなどの各種情報を得ることができます。
サイトマップ送信
サイトマップとは簡単に言うと、ウェブサイト上にあるページのリストのことです。
サイトマップを作成して送信すると、通常のクロール処理では検出できない可能性のあるサイト上の全てのページをGoogleに知らせることができます。これによりサイトで検索されにくかったページも、Googleのクローラーに巡回してもらえるようになります。
②サイトの統計情報
上位の検索クエリ
ユーザがサイトに訪問するきっかけとなった検索キーワードの上位20位を調査できます。
Googlebotのクロール情報
外部からリンクを張られた際のアンカーテキストを調査できます。
クロールに関する情報
Google PageRankに関する情報で、過去3カ月の最もPageRankの高いページが確認できます。
③リンク情報
外部リンクのあるページ
全てのバックリンク元データが調べられます。
リアルタイムではなく不定期的に更新されています。
内部リンクのあるページ
サイト内ページからのリンク元データを調べられます。
補足
ウェブマスターツールでは、どんなキーワードで上位表示されているか確認することができます。
サイトエクスプローラーとウェブマスターツールのどちらか一方というものではなく、併用することがサイトの最適化に繋がります。